好きなことを見つけられるのってなかなか貴重なことなんだと最近思っています。
「特にやりたいことなんてない」
「何をやろうかなって考えているうちに一日が終わってします。」
「仕事で疲れているのに、その上自分がやりたいことをするのは無理」
これはすべて、かつての私のセリフでもあります。でもだんだんとこんなセリフが自分の中から消えていきました。
そのきっかけは何かというと、身の回りをリセットしたら時間が大量にできたことでした。
過去に3回ほど大リセットをかけていますが、そのたびに人生は自分が生きやすいように変わっていったと思います。
一番直近の大リセットはエジプトから日本への引っ越しでした。
かなり長い間温めてきていた、「エジプトで暮らす」を実現していたのに、さまざまな状況で「エジプトでの暮らし」をリセットして日本での暮らしに戻りました。
身の回りの物を減らすことで時間を作る
日本で暮らしはじめたとき、本当に何もなくて段ボールを反対にしてその上でご飯を食べていました。
今は、自分のやりたいことをかなり自由にやれる環境ができて、これをもっとすっきりとさせて行きたいと思っています。
好きなことが何か見つからない状態と、やりたいことはあるけど時間が見つからない。
この2つの違うように見えることですが、「身の回りをすっきりと片付ける」「いらないものを取り除く」ことでかなり改善する余地があります。
好きなことを見つけた
↓
やろうと思う
↓
やってみた
↓
意外とやる時間がない!
↓
なかなかできない
↓
やるのをやめてしまう。こんな循環にならないための施策、それは
心とまわりの空間からいらないものを出す。
まずは物理的に#断捨離 #掃除— アラビアニスタLayla@アラビア語の魅力を伝えたい (@pyramidandmoro1) May 3, 2021
リセットをかけるのに最適な時期は「今」
5月は一年の真ん中ということで、リセットをかけるタイミングとしてはわかりやすいかなと思います。
その時にできたらあったらいいなと思うのが、おそうじの見本になるような本を一冊手元に置いておくとかなり刺激になるということです。
もしくは、お友達と「今日捨てたよ!」とちょっとした報告ができると張り合いもあって、自分ひとりだとだらけることが回避できます。
お掃除のおすすめの本いろいろあります。私のおすすめはこの一冊です「ゼロ・ウェイスト・ホーム」。厳密にはお片付け本、お掃除本ではありませんが暮らしを見直す視点はたっぷり入ってます。
まずはリセットをかける場所を一つ決めよう
気が付くと最も道具が増えてしまう場所というのは、あなたの場合はどこですか?私の場合は台所です。
P62の台所のセットアップというところを少し見てみたいと思います。
台所にある棚をすっきりさせるためのチェックポイントがありますので、抜粋します。
□ちゃんと使えるか?期限ぎれではないか?
□よく使うか?
□同じものが2つ以上ないか?
□家族の健康を危険に陥れないか?
□義理の意識から持ち続けていないか?
□「みんなが持っている」から持っているのでは?用途があまりに限られていないか?期待通り時間の節約につながっているか?
□私の大切な時間を割いて手入れをする価値があるか?
□このスペースを何か他の物にも使えるのでは?
□リユース可能か?
買ったあとのことも考えないとね
買い物に行くときは、これこれこういう目的があるから買うんだ!とかなり明確でしかも楽しく買い物をします。
でも、逆に手放すときの視点というのは持ちにくいのかなという感想を持ちました。
使ってはみたけれど、あまり思ったほどではなかったという買い物もよくしてしまうかもしれません。
改めて、見直す時間というのは持ってみたいと思いました。
時間が足りないっていっているのに、さらにものを減らすために時間を使うのか、と思うかもしれません。
逆にお買い物に行く時間が減って、もしかしたらすぐに不要になるものを買う手間もへって、気が付いたら無駄が減っていることにつながると考えてはいかがでしょうか。