こんにちは
アリフライラ書店のライラです。
本を何冊か作ってみて本を作るって、コツさえわかれば誰でもつくれるって思います。
わかりやすく考えるとすれば、例えば編み物のようなハンドメイド作品と思うとわかりやすいでしょうか。
取り扱うものが、毛糸の代わりに言葉を用いるのが一番代表的なスタイルだと思います。
もう少し編み物を例に本を作ることをなぞっていきたいと思います。
はじめて編みものをするときに取り組むとしたら何を作る?
最初は、編み物をするときに挑戦するのはマフラーとかかもしれません。
保育園でも子供たちが指であみあみする、ながーーーーいマフラーを作って楽しんでいたのを思い出します。
マフラーのように形が決まっていると作りやすいのです。
できるだけ規則的に同じことを繰り返していくとある程度の長さを持った、毛糸の作品であるマフラーが完成します。
その次にすぐにセーターとか手袋とか作ってしまうような方もいるかもしれませんが、それはその人が
手芸に慣れている方でコツをつかむのが早い場合もあります。
一つ目のマフラーを作ってとても楽しかったので、もう少し難しい作品に挑戦したくなったりもありますよね。
なので、本を作るときも最初は、規則的なもので何かゴールが見えているものを題材にすると本が完成しやすいでしょう。
本を作るときには、作りやすいところから
今まで本を作った方の傾向を少しだけですがあげてみますと。
アラビア語に興味を持った方とのご縁からで本を作ったことがほとんどだったので、まず言葉に対して何かしら強い興味をもっているということが挙げられます。
一人の方は自分の興味の範囲に対して、日常のことなどをブログに書いている人でした。
なので、だいたいどんなことが書きたいのかという下地のようなものはあったといえるでしょう。
一人の方は一つの分野をとても深く掘り下げる方で、アウトプットする力がとても高い方でした。文字としては残していなかったかもしれませんが言語化するパワーがとても強い人でした。
私の場合は、文章を書くことには苦手意識しかなく、本などは主に読むのが専門でした。
興味があります!というところで手を上げたらなんだか書くことになったというのがいきさつです。テーマが決まっているのでそれに合わせてアウトプットするというスタイルの物でした。テンプレート型といったらいいのでしょうかね、
テーマがしっかりと決まっていたのでそれに対して内容をアウトプットしていけば出来上がるという文章に苦手意識があっても困らないような形式でした。
本の中身はいろいろある
最近は日本の古典文芸などの分野にも興味があるので、興味しんしんに時間があれば眺めているのですが、作品を名刺のように一枚にまとめてSNSで配信しいてる人が多くいるのが印象的でした。
古典文芸にはある一種の「型」があるのでそれだけでも作品として自立しています。それをいくつも集めると名刺のように一枚だとしてもなかなかの迫力があるので見ごたえがありました。
創作という部門もありますね、ファンタジーやミステリーなどの創作も読むのが好きな人は書くのも好きという場合が多いと思います。
好きな書き手さんに巡り会えるのは人生の至福といってもいいのではないでしょうか。推し活といった生きがいにまでなることがあります。好きな書き手さんやお気に入りの書き手さんの読み物が毎日新しく読めたりするとその時間が楽しいになります。この辺になると本を作ることからどんどんとそれていきそうです。
本を作るときにはテーマがあると作りやすい
少し話を戻します、テーマがしっかりと決まっているテンプレート型の作品を作っているときに思ったのですが、
テーマに沿ってアウトプットをしていくのですが、一つの表現にも幾通りか表現があって、そこを選ばければいけないということだったり
わかりやすくするために、こういうことを付けたしたいといろいろと考えも浮かんできました。
最初にできた作品はそういった意味で、
・マフラーを作ること
・マフラーの基本のデザイン
・マフラーの長さ
など
そういったものが決められていました。
それにしても、本を作るというのは錬金術のようなところがあります、今まで存在していなかったものを言葉と紙と文字で
作っていき、それを読んだものの想像力を掻き立てる力があったりするのですから。
本のスタイルがある程度固定でも個性は出てしまうもの
毛糸の色と編む時の風合いがおそらく本の中身を作る人としての役割だったのかなと思います。
あとは、作品が完成したときはすごく嬉しかったです。
本を作ることはとてもあれこれと考えてもう無理、、となることも多いのですが
完成させることができるととても達成感があります。
どれぐらいの量を読者様に届けるというのは、作品のタイプによっても異なると思います。
編み物にはじめて取り組んで、長方形のマフラーを一つ作る。
本づくりにはじめて取り組んで、一冊の本という形にまとめる。
ここまでを一回やるのはなかなか大技だと思います。
編み物をやったことがほとんどないので、今からマフラーを作りますと言われたら結構気合もいりますし
時間も毎日少しずつとか時間を作っていかなくてはならないです。
本を作るには何が必要だろうか
どうやったら本っているのだろうかと思ったのですが、やはりページ数は少しあってほしいと思います。
それから、表紙も欲しいですし中身と最後に誰が書いたかとか少しわかるものがあったらいいかもしれません
裏表紙も欲しいですね
中身があって、最後に本を閉じるページがないとなんだか落ち着きません。
そして見たあとに何かが心の中に熱かったり寒かったり、温度の上がり下がりや本の途中で思いがどこかへ飛んでいったりとか
そういう動きが生まれるような内容だったらいいなあというものがあります。
そういう本ができたら、次はそれを売ってみたいとか、そういう話があるのかと思いますが。
はじめて編み物に挑戦した、試行錯誤して仕上げた、長方形のマフラーというのは
なかなかに記念的な意味もありかなりプライスレスな作品になると思います。
本を作ると聞いたときに、私だったらこういう本がいいな~というのが浮かんできた方は
本の作り方だけ一通りわかったら、もうすぐに自分で取り組んで本づくりを楽しむこととができると思います。
今はいろいろと本づくりには便利なので、本づくりの懇談会をきっかけに本を作る楽しさに目覚める人が増えたらいいなと思います。本の懇談会は1月19日を予定しています。
アリフライラ書店の新年の懇談会『1199』
1月19日の金曜日の夜9時から ”1199 ZOOMでアリフライラ書店の懇談会”をします。もしかしたら、今の自分もいつも思っていることや
今取り組んでいることをより多くの人に知ってもらえたらなということがありましたら、お話ししませんか?
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