サラーム
アラビアニスタのライラです。
マルチリンガルになったらどんなふうな感じなんだろうって想像したことことありませんか?
若干トリリンガルには近くなっているんじゃないかと思うので、もう一言語できるようになったら、マルチリンガルになれそうなそんな状態ですが、少しわかっている範囲で多めの言語を理解できることについて語ってみたいと思います。
マルチリンガルの世界は色彩が多い絵をみているような感覚ににているのではないかなと思います。
あとは、わかる言語があるとストレスがなくて、お得な感じがしています。
外国語に興味がある人とそうでない人の大きな違いは、知らない言語が聞こえてきた時に「めんどくさい」と感じるか「なんて言ってるかな?」と
耳をすませるかどうかまず大きく分かれると思います。
外国語に興味があると、今の時代のようにいろいろな国の人とお隣さんになることが多い場合はストレスが少なくなると思います。
メンドクサイと思うか、なんだろうと思うかの差って大きいと思うんですよね。
残念なことに最初に学ぶ外国語が英語なので、そのせいで外国語は難しいと感じてしまう体験ばかりが積みあがってしまうのかなと
思います。英語は日本語の体系からは離れた言語なので高度なレベルまで学習するにはかなり時間がかかるそうです。
逆に、日本語に文化的にも近い言葉を学ぶ経験があった人は、外国語に対しての苦手意識というのはあまりないのではないかと思います。
特に今はK-POPアイドルや韓国ドラマが人気なこともあって、韓国語のフレーズが英語は勉強!ということに比べてナチュラルに覚えてしまうことが多いのではないでしょうか。
あとは、日本語と語順の近い言語は聞いてみると面白いのですが、言葉を発するときの感情の乗せ方というのが一緒なので、字幕をみながらその言語を聞いていると
けっこう、音の高低でいいたいことに含まれる感情の片りんに同調することができます。
なので言語を学ぶ時にどうしてその言語を学ぶのかという動機というのはいろいろあると思うのですが、一つは韓国アイドル、韓国ドラマといった
楽しみながら学ぶ、しかも日本語から近い言語なので、英語よりかは短時間で習得が目指せるそういった言語を学ぶという流れと
発音しやすい西洋言語もたくさんあります、スペイン語、イタリア語、などでしょうか
まだまだ日本ではあまりそういったことは感じられないかもしれませんが、
国際社会の流れの中で今求められている理解というのは、アラビア文化圏の理解というのは高まっていると思います。
世界的な流れとしては、西洋諸国でいまアラビア文化圏への理解が必須になってきているという印象を持ちます。
イギリスなのでは大学でアラビア語、アラビア文学、イスラーム学などが世界中からアクセスして学べる学科がケンブリッジにもありましたし、アメリカでも
アラビア語、イスラーム学を世界各国から学べる女性のみのインターナショナルスクールなどがあります。
最近はドイツでもアラビア語、イスラムを学ぶ専門の学科が始めて開設されたそうです。
なので、いままで西洋世界の目線でしかみていなかったけれど、西洋諸国のうち側からそういったことを学ばざるを得ない流れというのが
あるようです。
日本ではほとんど放映されない世界の紛争地域の多くはアラビア文化圏がかかわっているというのは事実としてあり、
個人的にはアラビアの国は資源や気候が温暖な地域が多くて、そこに住んでいる人がのんびりとしているから、資源の乏しい国に
狙われているんじゃなかろうか、、、と思います。
英語のほかに学ぶなら、趣味的に楽しめる言語、人があまり知りえない情報に直接アクセスできるメリットのある言語
こういうのが学ぶ人の学習意欲を高めるのではないかなと思いました。
でも、単純に言語を学ぶことで知りえなかったことに触れる瞬間が多くなるというところが楽しくてやめられないっていうのがあったりします。
なぜだか本棚にはグルジア語の本がありますが、海外でビジネス目的で滞在するときにビザなどが複雑でない国として
ジョージア(グルジア)が注目されていたことがあって、たぶんその時に購入したんじゃないかなと思いますが
英語は確かに便利ですが、その地にいったならばマイナー言語であってもその土地の言葉が直接わかるというメリットというのは
図りしれないのではないでしょうか。
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