こんにちは、
アリフライラ書店のライラです。
前回に引き続き、古代エジプトを知るためにすこしずつ神々や
その神々にまつわるヒエログリフについてご紹介したいと思います。
参考にしていく本はこちらになります。
図説古代エジプト誌~古代エジプトの神々
現代の私たちが、古代エジプト神話と聞くとすでに完成された一つの神話が
ずっと続いていたのかなと思うかもしれませんがそうではなかったようです。
P9はこんな書き出しで始まっています。
神々の誕生
古代エジプトには、実は統一された神話というものがありませんでした。
全国各地に様々な神があり、それぞれが神話を持っていました。
神話の中にはかならず「創造」にまつわる部分があります。
たとえば、古代エジプトでは「ヘルモポリス神話」において混沌の世界がありました。
原初の海「ヌン」
その文字は3つの水がめで表されます。
水がめは、生活に必要な水を暮らしの中に必要な分だけ近くの川から汲んでこなくてはなりません。
一日を過ごすのになくてはならない、水を入れておくものとして水瓶がつかわれているのはとても分かりやすいです。
水にからめて、現代エジプトでも大切な水源となっている「ナイル川」にまつわる
ヒエログリフを見てみたいと思います。
ナイル川にまつわる神はどのように文字で表現されているのでしょうか。
HAPYという神がいます。
HAPYは「ナイルの恩恵」を神格化した神になります。
HAPYは、、、、ナイルの恩恵を一文字で表すというのはやはりそれほど単純ではないようで
このようにヒエログリフで書き表します。
そして、ナイル川というのはそういう名前の川があったのではなく、
川を表すヒエログリフ「イル」に THEという「な」をくっつけて=ナイルといっていたそうです。
ナイルというのは THE川という意味になります。
川という言葉をヒエログリフで書くとこのようになります。(な、の部分もかこうとおもったのですが、
ハゲワシを書くのがとても難度がたかかったので、今回はあきらめました)
ちなみにハゲワシの頭の上に水をおくと、THEという意味になります。
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古代エジプト語で川
HAPYはナイル川の恵みを神格化した
神の名前です。それにまつわるナイル川は当時は名前はなく
川といえば川
川といえばナイルみたいな取り扱いだったようで
川はヒエログリフでこうかきます。 pic.twitter.com/oOD1VfaFFd— アラビアニスタLayla@アラビアの魅力を発信中 (@pyramidandmoro1) September 13, 2022
個人的な感想
まだあまりヒエログリフの成り立ちや一つ一つの文字についての立場がわかりませんので、
みたまんまなのですが、川には水鳥がいてほしかったとおもいました。
川には希望としは鶉のヒナ、
これはもう食べられる準備しているような
スタイルに見えるので、(すぐ丸焼きにできそう、、)
水鳥が良かったなと個人的に思いました。 pic.twitter.com/mxTtjVpoEx— アラビアニスタLayla@アラビアの魅力を発信中 (@pyramidandmoro1) September 13, 2022
それではまた
古代エジプトで川といえば ・・そして
川に生えているものといえば・・ですね!
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