色というのは、どこの地域にもある言葉です。
でも、その色をどう捉えているかというのは、文化によってかなり違ってくることもあります。
どんな違いがあるか、どんな共通点があるか。
アラビア語の赤と青を今日は取り上げてみました。
アラビア語の赤ってなんていうの?
アラビア語で赤は 「アハマル」といいます。
どうしても文章ですと、わかりやすくするためにカタカナでかきます。
ここがもどかしいところなのですが、例えばこの「アハマル」の ハ はアラビア語の特徴的な音です。
さて、話は戻りますが、「アハマル」をアラビア語で書いてみましょう。
赤色はどこにある?
これは、アラビアンナイトのアラビア語版からの引用です。
先ほどでてきました、赤色が↓の文章の中のどこにあるか、形を見つけてください。
「その魚はいろとりどりで、白、赤、青、黄、それに漁師は驚きました、そして網を置きました。」
海の中からこんなにカラフルなお魚たちが網にひっかかるのは、暖かい海にいる熱帯魚たちなのかもしれません。
つぎに青色についてです。
アラビア語で青色はなんというの?
色という言葉は:アルワーン 、ラウヌ、ローン とかいったりします。
アラビア語で青色は 「アズラク」
ポイントは最後の この音です。
ق
このおとは、はっきりと
ق
発音されないことが多いです。
というのも、喉の奥のほうで、口をあけたまま、スクーン(子音)のみになるので、どうしても音が消えやすいんですね。
なので、日本語で苦しいながらも、実際の発音にちかづけようとするとアズラっ になると思います。
先ほどは赤色を見つける、というミッションでしたので、今度はアラビア語の音を一個だけ拾ってみようです。
アラビア語のファッショントーク
おそらく、この方はファッションリーダー的な存在の方だとおもわれます。
そして、「青」の色を装うことについて語っています。
今回のポイントは「アズラク」という言葉に耳を澄ますというところです。
それではどうぞ。