そろそろまた新しい年に向けて準備をはじめる季節が近づいてきました。
どんな新しいカレンダーにしようか、どんなたらしい手帳を持とうか考えるの楽しいですよね。
きょうはそんなカレンダー、アラビア語でカレンダーの何月にあたる表現について学んでみましょう。
アラビア文化圏のカレンダーは二つ
アラビア文化圏では二つのカレンダーが使われています。
日常的に使われているカレンダーは西暦で、日本で使っているのと同じカレンダーです。
もう一つのカレンダーは純粋太陰暦といわれる、世界的にみても数少ない太陰暦の実際に使われているカレンダーです
。
まずはじめに、西暦のカレンダーの表現を学んでみましょう。
一月から12月までです。
アラビア語で一月から4月まで
アラビア語で5月から8月まで
アラビア語で9月から12月まで
アラビア語で太陰暦のカレンダー
もう一つのカレンダーはイスラムの祭日や行事などにつかわれる、純粋太陰暦のカレンダーです。
日本でも太陰暦のカレンダーがありましたが、月の周期というのは30日ぴったりの周期ではありません。
どうしても一年を365日で考えると、無理がでてきます。
日本の太陰暦カレンダーではうるう年などを挟んで調節をしていました。
それでは、アラビアの太陰暦のカレンダーはそのどうしてもずれてきてしまう部分をどうしていたのでしょうか?
アラビアの太陰暦カレンダーは西暦カレンダーに合わせる必要はないので、シンプルにそのまま月の周期に
合わせて作られています。うるう年などというものも存在しません。
季節は月の名前ではわからない
一月というと北半球にある日本では冬ですが、アラビアの太陰暦のカレンダーで最初の月は季節感のある一月とは違います。
カレンダーの初めの月が夏の年もあれば、秋の年もあります。33年周期でカレンダーがまた同じ季節にやってきます。
どっちかというと、月には季節よりもその月にする行事に重点が置かれています。
たとえば、「ズルカアダ」という名前の月はハッジに行く準備をするための月となっています。
「ズルカアダ」の次は「ズルヒッジャ」となっていてカレンダーの最後の月にあたり、聖地メッカへの巡礼の月を表しています。
次の機会には純粋太陰暦のカレンダーの月の名前について書いてみたいと思います。
アラビア語の単語はイメージと一緒に使うととてもしっかりと記憶に残ります。オリジナル単語帳の作り方はこちらです。
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