モロッコを知るための秘密はガイドブックには書いてないかもしれない。
Arabianistaのアラビア語カフェでは、モロッコの方をお招きしております。
モロッコのことをいろいろと教えてもらおう!という内容です。
モロッコのことを知りたいと思ったとき、あなたならどうやってモロッコについて学びますか?
1.モロッコについて検索する
2.アマゾンや近くで一番大きい本やに行って楽しそうな本を選ぶ
3.モロッコにいったことのある人に聞いてみる
どれでしょうか?当てはまるものはありますか?
私の場合ですが、1.2.3.全部アンテナにひかかったことは全部やってみます、そのほかにモロッコの人に聞いてみるというのがあります.
たまたまモロッコのお友だちがいるということと、旅に行くときに私が必ず少し身に着けておきたいことと関連しているからかもしれません。
本には書いてないことが聞けるから
モロッコの人に直接聞くと、ガイドブックには書いていない思わぬことを知ることができます。
モロッコの人というのは、見かけは一人の人なのですが、モロッコという土地に深くつながっているんだということをいつも感じます。
モロッコの地図を見てみよう
そんな、モロッコですが、モロッコの地図をまず眺めてみたいと思います。
アラビア語カフェでお話をしてくださっている、女性の方はカサブランカ出身です。
ホワイトボードに話をしながらいろいろと書いてくださったのですが、まず地図を書いてもらいました。
かなり、北から南へ延びる細長い形をしているのが、モロッコの国土の形です。
そして、カサブランカは海沿いの町で、ここがカサブランカですと、印をつけるときにほとんど海のほうへ飛び出しそうなくらい海にギリギリのところに書いてくれました。
カサブランカという名前はよく聞くので、首都かなとおもうのですが、首都はラバトです。
* 赤い〇で囲ってあるほうが、ラバトです。
モロッコの町ラバトとカサブランカ
ラバトには政府の重要な施設がおおくあって、政治的な役割を果たす都市。
カサブランカは経済の役割を大きく果たす都市です。
カサブランカという町の名前を、キュキュキュと黒いマジックをつかってアラビア語で書いてもらったのですが。
アラビア語で、カサブランカという意味が翻訳されていました。
具体的にどういうことかといいますと、カサというのをまず、スペイン語でCASA カーサ 家といいます。
家というのはアラビア語では ダール というのです。
ブランカというのは、白という意味のスペイン語です。アラビア語で ベイド といいます。
なので、カサブランカをアラビア語でかくと、「アッダールルベイダーっ」となります。 最初についている「あ」とか「ある」というのは
定冠詞です。
モロッコの町ラバトの町の名前の由来
もう一つの政治的な施設が多く集まった都市のラバトはこれはそのままアラビア語の意味があります
歴史的に、ラバトは1170年にスペイン半島の地域に侵攻するときの拠点としてつくられたという経緯があります。
スペイン半島を領土にできるようにという願いをこめて、『勝利を強くつかむ』といういう意味の都市名でしたが勝利という言葉は落ちて、『強くつかむ』という意味だけが現在の都市名である「ラバト」に残っています。
アラビア語で書くとこうなります。
*上のホワイトボードの地図の赤い囲みがアッラバトとかいてあります。
地図をみたら気になるところはチェックする
ふと、ラバトの隣にある都市名をみてみますと サラーとかいてあります。地図での地名はなにやらフランスっぽいサレーという名前です。
この川はブーレグレグという 楽し気な名前を持つ川を挟んで北側にあります。
ラバトとサレーは双子都市と呼ばれたりもするそうです。
サレーはラバトが政治的な建物が多い町にくらべて、普通に人が暮らしている場所なんだそうです。
観光地にフォーカスした一番うれているガイドブックには絶対にのらない都市です。
一番うれているガイドブックには、マラケシュ、フェズ、エッサウィラと砂漠の都市ぐらいが乗っています。
このサレーというのは、訪れてみたいなと思います。
ラバトと比べたら観光客はあまり行かない場所なのかもしれません、ラバトからブーレグレグの川をわたって、
サレーにいって、何日か静かに滞在してみたいなと思いました。
サレーとラバトの間にあるちょうど、ブーレグレグの川が海にそそぐところにある町もとても風情がある場所だそうです。
モロッコ文化編
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