アラビアの世界と一口にってもとても多種多様です。
今週のアラビア語メルマガ「はじめの一歩」では、アラビアの世界のリズムについて配信中です。
今回は、アラビア語世界のお琴~カヌーンに迫ってみます。
アラビア語世界のお琴カヌーンとは?
まずは、カヌーンのレッスン風景をみてみましょう。
まず、重さはそれほど重くなさそうなかんじですね。
膝の上に置かれている様子から見ても、それほど重たいようにもかんじられず。
形は、三角で体の幅よりも少し大きいです。
演奏方法は、両手を使ってします。
音色はかなり細かく震えるようなところに特徴があります。
カヌーンと日本のお琴
日本語とアラビア語が違うところや似たところがあるように、
楽器のカヌーンよ日本の楽器を聞いてみたらなにか発見があるでしょうか?
カヌーンに似た楽器としては、日本のお琴があります。
つまんではじいて演奏するところも同じです。
日本のお琴をきいてみてください。
お琴で「レットイットゴー」アナと雪の女王の曲です。
カヌーンとお琴を聞いてみて何か違いや共通点はかんじられたでしょうか?
お琴は、一回はじいたときの余韻が長くてもっと振動の幅が緩やかにかんじられます。
それに比べて、カヌーンは細かく細かくはじいていくので、余韻の幅が小さく感じられます。
カヌーンは歌を歌うときに、ぴったりと声によりそって伴奏されることがあります。
つぎに、カヌーンの伴奏のついたアラビア語の曲を聞いてみましょう。
歌姫とカヌーン
伝統的な曲ばかりでなく、現代のポップスにもふんだんにカヌーンを取り入れているのが
アラビア語世界の曲の特徴にあると思います。
カヌーンを使った、歌を一曲きいてみてください。
アラビア語の発音もゆっくりと、丁寧に発音されているので聞き取りやすい歌です。
アラビア語学習のバランス
リズムとアラビア語ということで、今回はアラブ音楽の楽器カヌーンに耳を傾けてみました。
アラビア語学習にはいつもバランスが必要です。
人はだれしも自分のタイプにあった学習にのめりこみやすいものです。
そのときに少しだけ自分が取り入れたことのない部分について
学びをすることは、バランスを取り戻し、
自分の得意な学習に良い変化を生むことができると思います。
経験=独自性、枠のない自分から起こす行動
リズム=言葉にはならない、でもしっかりと身体と結びついたコミュニケーションに欠かせない要素
*アラビア語が分からなくても十分に楽しめますし、
逆に音楽などからアラビア語に興味を持つ場合も多いです。
文化背景=言葉と切っても切り離せない、事情、言葉の持つの記憶
ルール=文法、アラビア語はクルアーンを基礎に発展をつづけており、
その基礎となるルールを学ぶことは学習をシンプルにしてくれます。
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