サラーム
アラビアニスタのライラです。
人生を生き抜くためにも役立つような、そして異文化理解にもつながるそんな本を今日は一冊ご紹介したいと思います。
テレビの番組もほとんど何をやっているのかわからないことが多いのですが、たまにつけたりすることがあります。
たまたまテレビをつけるとちょうど放送中な番組のなかで断トツに多いのが『世界の果てまで行ってQ!』です。
そしてセーラー服と太い眉毛で登場するイモトアヤコさんを見るとなんだか元気がでるんです。
メキシコのの画家のフリーダカーロさんみたい~と思いながらいつも見ています。
あの太い眉毛というのはなんというか見る人に力を与えるようななんだか不思議な効果があるようです。
テレビでいつもみれるから、イモトアヤコさんをみるならテレビで大満足していたのですが、
ふと、本があるということを知りました。
こちらの一冊になります。
5年間で80か国以上を訪れた人気タレントの結論「やっぱり日本はスゴかった」
『イモトアヤコの地球7周半』
著者:イモトアヤコ
出版社:プレジデント社
マッターホルンを背景の青いそら、赤いタイトル文字の光って見える縁取り。
そして、白いセーラー服にしっかりとした眉。
最近、太目の眉の方多い気がするのですが、気のせいでしょうか。DUA LIPAさんとかね!
セーラー服というのは一種の表現ともなりうるんだということがわかります。
新しい学校のリーダーズというアーティストがいますけれど、そういったのにも
どこか通じています。
12月にイモトアヤコさんのエッセイ集が2つも出るというのです、本!
本を見ているうちにその前にも出版されている本があるではありませんか。
いつもテレビでみるイモトアヤコさんの本か~どんなことが書いてあるんだろうと本を手にとりました。
5年間で80か国以上を訪れた人気タレントの結論「やっぱり日本はスゴかった」
『イモトアヤコの地球7周半』
著者:イモトアヤコ
出版社:プレジデント社
イモトアヤコさんの地球7周半を見てみると
改めて、イモトアヤコさんがどれぐらいの国を訪れて映像を届けていたのかというのに驚きました。
5年間で80か国以上を訪れていたというのです。
海外旅行で行ってみたい国はどこどこです!というレベルの話ではないですね。
本の中にもありましたけど、まさに仕事でしかもかなりハードな、、、ということが伝わってきます。
「一度成田を飛び立つと、国をいくつも移動しながらのロケが一週間から10日続き、帰国するとすぐにスタジオ収録、
そして四~五日後にはもう次のロケ地に向かう」 P4
そんなハードスケジュールの中半端ない数の国を渡り歩いたイモトアヤコさんの体験からさらに選ばれて書いたという本です。
この本を手に取ってくれたすべての人が、読み終えたとき、「よーし、あたしも海外にいくぞ」という気持ちになってくれたらうれしいな。
P8とあります。
コロナの影響であまり外に意識が向かなくなっていた時期が長くありました。そればかりではないでしょうけど心はうちに向きがちです。
グローバルに使えるサバイバル術などに耳をかたむけたら、どんなときも生き抜くそんな心構えというものを知ることができると思いました。
それではイモトアヤコさんの世界7周半の目次をご紹介します。
はじめにーそしてわかった「日本人」であることの強み
1 イモト流ワールド「サバイバル術」
何はなくとも「ビニールシート」
ガイド本やブログ情報、どこまで信用できる?
エコノミーでも工夫次第で快適な空の旅に
ホテルで本当に怖いのはこんなところ・・・
食事が世界一美味しい国はどこでしょう
正直きっつい、世界のトイレ事情
旅先で病気にならないためのポイント
あなた、マッチ使えますか?
2イモト流ワールド「コミュニケーション術」
意外に伝わる身振り手振り
先輩芸人に学んだ「助けて!」は必須ワード
避けて通れない宗教問題
コーディネーターにもいろんな人が・・・
外国人と仕事をするコツ①郷にいれば郷に従え
外国人と仕事をするコツ②お土産効果を利用せよ
外国人と仕事をするコツ③必要ないときは「ノーサンキュー」
日本の常識が通用しなくても気にしない
3イモト流ワールド「リスクヘッジ術」
4イモト流ワールド「ニッポン」思考
5イモト流ワールド「チャレンジ精神」
おわりにーなぜ私はスイスの「マッターホルン」に登ったのか
ほんとにちょっとだけ中身
全部目次を書こうと思ったのですが、読む前になんでも知らされたら屋だよな、、と思って
1 のイモト流ワールド「サバイバル術」と2のイモト流ワールド「コミュニケーション術」だけ細かく目次を書いてみました。
なにはなくともビニールシート
ここを読んだときに、この本は確かな体験に裏打ちされていると思いました。
手軽でしかも確実に身を守る術が書かれている。
そしてイモトアヤコさんが特段、海外のどこに行ってもなんにもないような超人的な
体の持ち主ではなく、通常の日本にいる女性の普通の感覚をお持ちの方だということで
この対策法が本当に効くんだということが伝わってきました。
気持ちをぎゅ!する章は5 イモト流ワールド「チャレンジ精神」
特にいいな~と思った部分はほかにもいくつもあるのですが
3イモト流ワールド「リスクヘッジ術」では海外での仕事をする中での危機管理について、
5イモト流ワールド「チャレンジ精神」
ここの章結構大切だなって思いました。
成田から海の向こうまでいかないにしても
ちょっとそろそろ動きだしたいなと思ったときには、
知らない間に小さくなっている気持ちにカツが入ってくる部分が多いと思いました。
明日は少しだけ眉毛を濃いめにしたくなるような、、そんなかんじです。
この本を読んだら次は12月はイモトアヤコさんの初エッセイ『棚からつぶ貝』が楽しみです。
最後におまけ、セーラー服のつながりで、新しい学校のリーダーズの曲
マ人間