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今日はそ「この言葉はちゃんとよめているだろうか」?
と戸惑ってしまうポイントであるスクーンについてのお話です。
アラビア語文字を読めるようになるには?
アラビア語の読み方を学ぶのはそれほど難しくありません。
アラビア語の文字は全部で28文字プラス2つの記号。
合計30の文字にかかわる形を覚えれば、アラビア語を読めるようになります。
アラビア語は少し読めるようになるけれども、戸惑うことは少しあるかもしれません。
最初のうちは目の前に現れたアラビア語が正しく読めているのどうか、確信を持てないことも多々あります。
正しく読めるようになるために
そういった悩みはアラビア語だけでなく、どんな言葉を学ぶときも同じです。
それほど考え込まずに、アラビア語に触れる機会を増やしていけば良いことです。
だんだんと解消されていく悩みです。
この言葉はちゃんと読めているのだろうかと、とまどう場所というのはどこにあるのでしょうか?
アラビア語を始めた人が気になるポイントというのはほとんどが同じです。
そのポイントの一つである、スクーンについてのお話です。
スクーンとは?
スクーンというのは、アラビア語の文字の上の部分に表示される、発音補助記号の一つです。
アラビア語には発音を補助する記号というのがいくつかあります。
こちらに、そのほかの発音を補助する記号についての記事がありますので参考にしてください。
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スクーンの形はこんな形
スクーンの意味は?
スクーンはアラビア語で書きあらわすと、سكون となります。
この言葉の持つ意味は、「静かであること」です。
イメージでとらえると、「しーんと静まり返っている」状態です。
もともと、アラビア語の文字は 子音 だけを表しています。
そして、単語によって、A、I、U という母音をつけて、変化をつけていきます。
でも、この〇の記号は、この記号がついているときは、いつもつけている AとかIとかUの
母音記号をつけるのをやめて静かにしましょうという印になります。
共通点をみつけると覚えやすい
これは完全に余談になるのですが、日本語にも文章を書くときに、句読点として〇があります。
静かにすることを示す記号ではありませんが、止まるといういう動作がなくなって静かになる。
という様子では共通点があるような気がします。
自分の知っている世界のことと、新しい世界の共通点を見つけるとうれしくなります。
スクーンを読む簡単な練習方法
スクーンのついた文字を読むときの感覚を覚えるのに、とても簡単な方法があります。
文字の前に アリフを一つおいてみてから発音します。
例えば、↓にかいてあるアラビア語をみてください。アリフとタ~にスクーンです
。
これは日本語的に説明をすると「アッツ」 のように感じられます。
そしてッ をなくして、できるだけはやく ツ を発音するようにして、ツのなかにあるゥは発音しないようにします。
次のアリフにシーンとスクーンは 「アッス」のように感じられます。
このスを発音するときは、できるだけ スのなかにある ゥは発音しないようにします。
歯のすきまからスプレーのような「スー」っという音を出してみるとかなり近くなります。
アラビア語って面白い
アラビア語って面白いと思ってくださった方に、おすすめの本があります。
アラビア語をはじめるヒントがたくさん書いてある、
アラビア語の初めの一歩の本です。
よかったら読んでみてください。
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