今日はアラビア語の色にまつわる言葉についてです。
色というのは、会話や文章、歌の中にもあらゆるところに、何度も登場します。
基本的でありながら、多くの表現と文化的な考え方を表していると思いませんか?
そんな「色」のなかでも特に対比して使われる、「白」と「黒」を取り上げてみたいと思います。
アラビア語の白
白 はアラビア語では「アビヤッド」といってこのように書きます。
アラビア語の白はどこから?
白い色というとあなたは何を思い浮かべますか?
ミルク?
白い雲?
アラビア語の白という言葉は「卵」とつながりがあります。
アラビア語で「卵」は 「バイド」 といいます。
* カタカナでアラビア語を表現するのには、限界があります、わかってるんです。
アラビア語の音つきのメルマガもあります。->アラビア語メルマガ案内へジャンプします。
文字をみてみると、「アビヤッド」と 「バイド」は同じ文字がはいっています。
そんなところから、つながりのある言葉だとわかりますね。
卵は白いので、アビヤッドと覚えると、「卵」と 「白」が一度に覚えられます。
つぎに、白と対になる色である、黒についてです。
アラビア語で黒は?
つぎに白と対にして覚えて置きたいのが、黒です。「イスウィッド」。
こんなふうに、アラビア語では書きます。
黒と白という言葉をつかった題名
ここに、白い愛、黒い愛とでも訳したらいいのでしょうか、、、
トルコで放送されていたドラマがアラビア語に翻訳されています。
タイトルはアラビア語で「 ムサルサル ホッブ アビヤッド ワ いすうぃっど 」
アラビア語でも白と黒はついになる概念として使われているんですね。
ちょっと、話はとびますけれどもエジプトでは、トルコのドラマが人気があります。
このYOUTUBEでは、アラビア語の字幕ですが、完全アラビア語吹き替えのドラマが現地では楽しまれています。
**このドラマで聞こえてくる音声は、アラビア語ではありません。トルコ語です。
その
他に白と黒を使ったアラビア語の表現
その他に白と黒をつかった表現にはこのようなものがあります。
白糸と黒糸のみわけられる、夜明けまえになる黎明になるまで食べてのめ。
(クルアーンからの言葉です。)
断食の時に、どの時間までたべられるかというと、手元のものが光なしで見分けらる
ようになる時間まで。