日本語で茶色といったら何が連想されるだろうか?
土、熊、木の幹の色。
などだろうか、今日のアラビア語では、アラビア語で「茶色」という単語とその読み方などを学びたいと思う。
先ほど日本語で連想した単語はアラビア語でなんというか見ていきたい。
アラビア語の基礎単語~茶色にまつわる表現
土、、おそらく日本でいうところの土は多少湿り気があって、地面にしっとりとあるあの土だと思う。
花壇の土などは特に世話などしなくても、雑草があっというまに生えてくる水の国。
アラビア語で土というと、どうしてもあの「しっとり」した感じは思い浮かばない。
サラサラとした土、細かな乾きやすい、乾くとすぐに風とともに待っていくかるい土が思い浮かぶ。
砂; ラムル رمر
砂埃、土ぼこり :トラーブ تراب
熊: ドッブ دب
日本でお茶は緑茶だけれども、麦茶やほうじ茶だってあるので、茶色という連想でアラビア語では飲み物でコーヒーが一般的で茶色い。
もう少しでアラビア語で「茶色」の表現がでてきます。
アラビア語でコーヒーはなんという?
飲み物の状態になったものは、「カフワ」といいます。
コーヒー : قهوة
エジプトでは、最初のカーフの文字を「あ」で発音します。
なので、「あほわ」とか「あふわ」という風に聞こえます。
カーフの文字についてはこちらの音声で確認ができます。
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アラビアのコーヒーは、コーヒーにカルダモンなどで香がつけてあったりする。
このコーヒーの粉はドリップせずに、そのまま小さな取っ手のついた器具に飲む人の人数分いれる。
だいたいは、一人ぶんから3人分ぐらいがいれられる小さなものが家庭では使われていた。
エジプトではこの、そのまま火にかける、小さな器具を「カナカ 」という。
かわいいカーブのついた、金色の胴体をもつ器具なのですが、取っ手が木でできていて、よく目を離したすきに木の部分に熱があたって、焦げちゃった、、、ということがありました。
ギリシアの人も同様の小さな器具をつかって、同じようなコーヒーを飲む習慣があります。
日本に長期滞在するギリシア人の方は、かならずコーヒーの一式をもってきてました。
最近だったらカルディあたりでも手に入るかもしれません。
ちょうど、カフワ専門店の方が提供している「アラビアコーヒー」の淹れ方がわかる映像がありました。
見ている人が楽しくなるように、スプーンで、カナカを カン!とたたいたりしていて面白いです。
コーヒーの香りを練りこんだこなは、とても細かくて、ふわふわしていて、湿ってはいませんがほんの少し重みが感じられます。
補足:このコーヒーは映像にもでていたように、スプーンに何杯かぶんを直接ひにかけます、ぐるぐると何回もまぜるので、入れたコーヒーの粉はしばらくするとしたにたまります。
もしいつも飲んでいる、日本のコーヒーのように全部そこまで飲み干すと、、ざりっとコーヒーの沈殿したものが口のなかにはいります。
唇が茶色になって、ちょっとおまぬけになるので気をつけないといけません。
先ほどのコーヒーの淹れ方のビデオで、ボウルのなかにたくさんはいっていた、コーヒーの粉のことを「ボン」といいます。
これが、コーヒーの粉=茶色 という言葉で使われます。
ボンとだけいうよりは、ボンニーということのほうが多いです。
茶色: ボン بن
もしくは 茶色: ボンニー
コーヒーの茶色という意味が ボンですが、そのほかには日焼けした、トーストが焦げたなどの時に使う 「サムラ」という表現もあります。
彼はよく日に焼けた顔をしている、というときは 「フワ アスマル」といったりします。
エジプトは日差しがつよいので、赤銅色をした肌の人もよくみかけます。
サムラ:سمرة
アスマル:أسمر
アラビア語のコーヒーというタイトルの歌<
最後に「カフワ」というタイトルのアラビア語の歌を聞いてみてください。
アラビア語の歌の特徴としては、声を震わすというのがあるな~と思います。とにかく長くふるふるとさせます。