アラビア文字の魅力とは?~アラビア文字は使いながら覚えてみて
アラビア文字ってどこから読んだらいいかわからないとよく言われます。
まず、アラビア文字は右から左へ書く文字だと覚えましょう。
日本語も縦書きのときは、上から下へかきますが、右から左へ読みます。
ポイント
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文字というのは文化理解の入り口
アラビア文字に限らず、文字というのはその言葉が使われる国の文化と歴史とかかわりがあります。
言葉によっては、国の政策によりもともとあった独自の文字を廃止して、ローマ字化されたところもあります。
文字は歴史と文化だけでなく、実用性という面でも磨かれてきたものなのです。
アラビア文字が使われている地域はかなり広大です。アラビア語だけでなく、ほかの言語でもアラビア文字が採用されています。
ウルドーゥ語やパンジャーブ語、ペルシャ語でもアラビア文字が使われています。
そういう意味では、長い間使われるに堪える、実用性の高い言葉なのだといえると思います。
アラビア文字は省スペース、速記型でミニマリズム
文字を手書きしてみるとわかるのですが、とても早く書けます。
日本語と比べたら、その書けるスピードというのはかなり速いのではないかなと思わずにはいられません。
アラビア文字は文字を書くスペースもそれほど幅をとりません。
日本語のフォントを24でかいて、同じようにアラビア語のフォントのおおきさを24にして書くと、ちっさくなりすぎて読みにくいです。
日本語は見て意味がわかる文字タイプで、アラビア語は読んで意味の分かる文字タイプなので、形がそれほどはっきりしていないデザインになっているんですね。
アラビア語の文法の教材でも文字になれるまでは、できるだけ拡大して見えるようにしてあります。
文字数も28文字と2つの記号という数しかありません。
長年、磨き続けられてきて今の姿になっている文字というのは、人類の文化遺産といっても過言ではないですか。
そして誰でも使えるように改良されてきたすばらしいデザインなのだということがわかります。
文字の形の美しさを感じるには実際に手で書いてみたり、文字をつかった芸術に触れることもおすすめです。
磨き続けられてきたものだけが持つ、美しさを持っています。
人々を魅了するアラビア文字の芸術
アラビア文字にはさまざまな書体があって、アラビア書道が発達しています。
一般的に2つの書体がよく使われます。
一つ目が印刷の時に使われる、ナスヒー体。
ナスヒー体でかかれたアラビア文字28文字をみてみてください。
くっきりはっきりして見やすいですよね。
それから手書き文字のときにつかわれる、ルクア体です。
手書きのルクア体がみられる記事はこちらです。
↓↓
[card url=https://egypt-arabiago.net/aratic_letters/]
ルクア体はとても早くかけて便利なのですが、アラビア語のネイティブでも、小さい子供は読めないそうです。
中学生ぐらいから、先生が板書するのをみて少しずつ書けるようになるのだとか。
日本の草書体のようですね、あまり達筆でかかれた字はよめない、、、時もあります。
草書体をならった人は草書体が読める、そういう感覚なのかもしれません。
ポイント
手書きのノートや、黒板、手書きなどでは草書体のような、流れるような書体の、ルクア体が使われている。
アラビア文字の芸術を堪能したいなら
アラビア書道の日本での最高峰といったらこの方ではないでしょうか?
本田孝一先生です。
大英博物館にもその作品が収められているそうです。
本当に美しいです。
アラビア文字を簡単につかってみよう
アラビア語を学ぶ醍醐味に、アラビア語の情報がそのままアラビア語でわかるようになるということですね。
まだまだ道のりは遠い、、などとは思わずにまず簡単にできる設定をしてみましょう。
アラビア文字をまなんだら、どんどんとアラビア文字をキーボードで打てるようにしていきましょう。
パソコンで打つ前に、スマホでは簡単に言語キーボードの追加ができます。
アラビア文字がまだかけなくても、まずスマホでキーボードの設定をしてみるといいですね。
インスタグラムで気になるアラビアで投稿している人に、コメントしてみましょう。他の方の使っているアラビア語のコメントも参考になります。
すぐに使う!これがすごく楽しくて、勉強っていうか、もう使っていくことが
経験となって身についていきます。
アラビア語の世界をあるくために
ふーん、アラビア語ってなんかおもしろいかもしれない。ずっと前にやってみようかとおもったけど、
忙しいからとかなんとか理由をつけてやらなかったけど。アラビア語のメルマガぐらいなら
よんでみようかな!とおもったそこのあなた。ぜひ読んでみてください。アラビア文字がさらりと
学べるメルマガをご用意しております。