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*この写真は、イギリスのお菓子スコーンです。今年のラマダーンの終わりにカハクはあったのですが、
食べてしまって写真がないので、よく似ているスコーンで代用しています。
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アラビア文化には、ラマダンという月に行う断食があります。
およそ一か月の間、日の登っている間は「飲んだり食べたりしない」
そして、日が沈んだら食事をとるという方法です。
一か月も断食をしていると、だんだんと「胃」のサイズが小さくなってきます。
食べる量もそれほどたくさんでなくても、おなかがいっぱいになります。
そんなラマダンですが、一か月が終わると「イード」という断食明けのお祝いがあります。
その時に、甘いお菓子を食べる習慣がアラビア文化の地域には多くあります。
今回は「エジプト」のバージョンです。
エジプトのイードの甘いもの
エジプトではイードのあいだ、「カハク」と呼ばれる小麦粉と「リヘトカハク」(カハクの香り)
といわれる香やゴマの粉を練りこんだお菓子を食べます。
「カハク」の生地のなかにはたっぷりと「バター」もしくは「ギー」が練りこまれています。
「カハク」は練りこまれた「バター」の量が多いためしっとりとしています。
上手に作られたカハクは、しっとりとしていて口の中でさらさらと溶けるようです。
だからといって、とてももろいわけではなく、しっかりと固まっています。
「カハク」の表面には、白いゴマがくっついていて、お菓子全体には粉砂糖が降りかけられています。
カハクの保存方法
エジプトはひじょうに乾燥しているので、保存方法はとても簡単です。
大きな昔でいうところの、洗濯用の金たらいほどの大きなプラスチックの容器にキロ単位でつくった山盛りの「カハク」を作っておいて、蓋をしておけばかなり長い間日持ちします。
でも、そんなに長い間日持ちする必要はありません、あっというまに食べられてしまうので、どんなにたくさん「カハク」を作ってもすぐになくなってしまいます。
知らず知らずのうちに手がのびるため、すぐになくなってしまうのでお祝いの期間に親戚訪問をするときにはキロ単位でカハクを手土産にもっていくのも喜ばれます。
「
カハク」はおふくろの味
お店で売っている「カハク」もありますが、各家庭のお母さんや女性陣が協力して大量の「カハク」
をそれぞれの家族分つくります。「イード」では「カハク」づくりのために姉妹や母や、娘たちがあつまって
作ることも多いです。
その風景は、日本でいう「餅つき」ににてるかなとおもいます。お餅を家族総出でついて、そして丸めて四角いいれものに綺麗に並べていたという風景があります。
「カハク」はイードの間と、あとラマダンの気分が残っている数日間は食べられますが、ちょうどお母さんが
「カハク」づくりにつかれたころにイードは終わり、ラマダンの気分は終わります。
「カハク」は気が付くと、パクパクと食べてしまうので、本当に気を付けないといけないんです。
せっかく、ラマダンで胃の大きさや、ぜい肉が多少そぎ落とされても、イードのカハクであっというまに
戻ってしまいます。
カハクの作り方をYOUTUBEで見てみよう
「イード」の「カハク」はどんなお菓子かこちらの映像でご紹介します。
おうちでのカハクの作り方、エジプトのママ登場。
バター (ギー)は 2キロから!
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お料理番組風のカハクの作り方、、、、声はかわいいナレーションなのに、作りての手がモジャモジャ毛の生えた男性、、、のギャップさえ我慢すればとても見やすい映像です。
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編集後記
アラビア語オンラインでは、アラビア語を理解したいという「心」をお持ちの方に向けて、
アラビア語の一文字から楽しく身につくレッスンを提供しております。
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最初の一歩を踏み出すのが、やはり一番難しいです、でも進みたい道に、それほど上るのが難しそうでない、階段があったらどうでしょうか?
右、左と足を出しているうちにだんだんと上にあがっていくことができるとおもいませんか?
速さの時代は終わりました、自分の時間を作ること、もっと人生を楽しみながら、いつくしみながら
その一瞬を味わうことがやはり生きることの醍醐味です。
アラビア語という、普通の人が通り過ぎてしまう事柄に「心」を寄せているあなたなら、きっとそのことが伝わるような気がしています。