アラビア語のオンライン教室で発音のポイントの解説をしました。
アラビア語には発音をあらわす記号があります。
アラビア語文字を正しく読むために、補助記号として「母音記号」があります。
でも、普通の文章には「母音記号」は出てきません。
え、、、「母音記号」があるのに、普通の文章にはでてこない?
はい、そうなんです、アラビア語の学習を始めたばかりの人はけっこう( ゚Д゚) (なんで!)と思うところです。
国語を学び始めたときのことを思い出してみよう
忘れているだけかもしれませんが、日本語でも同じような現象はあります。
「母音記号」ではないのですが普通、大人が読む文章にでてくる漢字に読み仮名がないですよね。
なので、日本語を学びはじめたばかりで、まだ平仮名しか学んでいない人は漢字は読むことができません。
学習が進んできて、語彙が増えて漢字の読み方も学ぶと、「読み仮名」なしでも大丈夫になってきますよね。
それと同じです。
国語を学び始めたときのことを思い出してみよう
アラビア語の母音記号は3つあります。
記号のかたちは、補助記号というだけあってとてもシンプルなつくりになっています。
1.(あ)の音を表す
2. (い)の音をあらわす
3.(う)の音をあらわす
実際に記号をどこに置くかということを、まだ記号に出会ったばかりの方に伝えるときは、「上」「下」「の」の形に言います。
レッスン中気が付くと、手旗信号みたいに、肘で(`・ω・´)シャキーンと斜めの記号は「こう!」「下」などいってしまいますが、伝わりやすいようです。
母音記号をアラビア語で言えるようになるとかっこいいですよ。
アラビア語で3つの母音記号はそれぞれなんというの?
1. ファタハ
2. カスラ
3. ダンマ
母音記号にプラスもう一つ大切な発音補助記号があります。
スクーンです。スプレーの音です!といったわかりやすい説明で解説
↓↓
アラビア語の単語を書き留めるときの注意点
もう一点注意が、カタカナでアラビア語を覚えないようにする注意点として、できるかぎりアラビア語の文字とセットでカタカナは書くということです。
アラビア語の音はカタカナでは正確に表すことができません。カタカナで書くときはカタカナにオリジナルの記号をくっつけてアラビア語の文字を意識したり。
アルファベットでかいておいて、やはりアラビア語に特徴のある音にはなにか印をつけてわかりやすくして工夫している方法もあります。
アラビア語の生徒さんが、「私ノートをこんな風に書いています!」と見せてくださったときにいろいろな工夫があって素敵なノートだと思いました。
アラビア語のオンラインレッスンの感想
オンラインレッスンでは、動詞の変化について学ぶなど、参加者の方がどのレベルでも復習になったり、確認になったり、新しいことをみつけたりすることができます。
「一人で学習していると、挫折しそうになりますが、ほかの参加者の方とつながったりする場があると学習に弾みが付きます」
このような意見もいただけて、とてもうれしく感じています。メルマガに登録をしていただきますと、オンラインのお知らせやレッスンで効果の感じられたポイントの解説なども随時お伝えしています。
今回は4つの発音を表す記号の紹介でしたが、次回はそのほかの発音に関する記号について解説してみようと思います。
最後にアラビア語の曲を紹介します。
最近メルマガでこんな曲がありますよと紹介したのは「カフワ」という曲です。
カフワはアラビア語でコーヒーの意味があります。
アラビア語ってこんなふうなんだ~というのがわかるアラビアの雰囲気もある曲です。
↓↓