おうちでお野菜を育てることに興味を持ったことはありませんか?
「でもなんか難しそう」でそこから先に進んだことがない場合って多いのではないかと思います。
私も最初は、サボテンも枯らしてしまうぐらいだから育てようって大それたことはしないでおこうってずっと思ってきました。
育てる方向ではなく、育てるのは無理でも生ごみを土に戻すのだったらいいんじゃないと土づくりに励んでいました。
生ごみを土に戻すことはできるようになりました。
でもそうすると今度は土がたくさんできるんですよね、、、
育てるのに失敗したらまた土に戻せばよいと少し考える幅が広がりました。少しなら育てることをしてみてもいいんじゃないかって、無謀にも何を育てようかなっと思った時にイチゴがいい!と思いました。
イチゴの秋・冬
イチゴの苗が近所のホームセンターで売っていたので、買ってきたのが秋も深まったころだったと思います。
イチゴの苗を越冬させる、、、苗を越冬。
苗ってまだよわよわしいですよね、それを寒い冬を乗り越えさせる、もうこの辺ですごく大変そうな予感がしました。
イチゴの苗の根本に「藁(ワラ)」を引くといいということなどをネットで調べて、藁、、ないよ。
黒いビニールを苗の根本にひいたりすることで見様見真似で冬を越しました。
イチゴの春
イチゴの実が収穫できるのは春先ということでした、イチゴの白い花が咲いてかわいい~と鑑賞をしていました。
イチゴの花ということですので、鑑賞用ではありません。実ができるためには受粉を手作業でしないといけないのでした。
これが、地面で育っているイチゴならば蜂などが飛んできて自然に受粉をさせてくれることが多いのです。
ベランダという地面から離れた階層のある場所で育てている場合、そういった蜂がきて仕事をしてくれることは稀です。
一つの苗からどれぐらいのイチゴができるのか検討もつかなかったことや、毎日観察して世話をするということもあまり上手でもなかったようでたぶんイチゴを育てるという結果としてはかなり駄目だったんだと思います。ちゃんとお世話をしてあげれば、もっとたくさんできたのかもしれないな、、って結構凹みました。
イチゴの夏
イチゴというのは春に花が咲いたらたくさんできるのかな?ぐらいでほとんどほったらかしで来てしまったイチゴ。
今度はイチゴからツルがたくさん伸びてきました。
「これは何だろう」と思ってからネットで検索しては見るのですがどうしても全体像が見えてきません。
このたくさん伸びてきたツルをどうしたらいいのかということと、イチゴって何?どうやって育てるのということを
知りたい気持ちが大きくなってしまったので、イチゴの育て方の全体像が分かる一冊を手に取りました。
アリフライラ書店おすすめの一冊
『家庭でできるおいしいイチゴづくり12か月』
著者:萩原勲 東京農工大学教授
出版社:家の光協会
目次:
はじめに
イチゴづくりの基本用語
パート1 いちごづくりの魅力と育ててみたいおすすめの品種
パート2 イチゴの栽培管理12か月
パート3 押さえておきたいイチゴの生態と管理のコツ
パート4 知れば知るほどおもしろい雑学イチゴの豆知識
ここ読んで目からうろこ
イチゴの育て方をはじめて知るということにおいて、この本はどこを読んでも「へ~」「そうなんだー」の連続です。
パート1の「おすすめの品種」を見たときには驚きました、イチゴの品種ってこんなにあるの!
時代によってよくスーパーで見かける品種もあれば、かつてはよく見られたけど今はもう、、的な品種もあるということを知るのは
面白かったです。
それにしてもイチゴの名前ってなんでこんなに可愛い名前が多いのでしょうか。
ちょっとドキドキするようななりそうなお名前の品種もあったりして、イチゴの種類を作る人の想いのようなものを
感じました。
イチゴを育てる前に読んでみたい
特に、「イチゴを育てるのがはじめての人」向きのイチゴの種類があると分かったのはよかったです。
よし、今度のベランダ菜園用のイチゴはこの種類にしようって決めることができました。
季節ごとにどんな準備をすればいいのかしっかりと知ることで、イチゴを楽しむことができます。
これからこの本を参考にして、イチゴづくりをまた見直していきます。
一年を通して「イチゴを育てるには」何をすればよいのか見通しを立てたい方にピッタリの一冊だと思います。
またどこかで、イチゴの育て方がどうなったたのかをお伝えできたらと思います。
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