アラビア文字は全部で28文字で、プラス2つの文字ではないけれど、
文字と一緒によく使う形がセットになっています。
28文字と2つのよく使う文字の形と似ているものでできています。
でも、アラビア語の文字によくにていて、アラビア語を書くときに使う文字のようなものがまだあるんです。
その文字の名前は、「アリフマクスーラ」といいます。
どんな形をしているかといいますと。
(私のインスタグラムから)
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アラビア文字のどの形に似ているでしょうか?
これはどのアラビア文字、アブジャディーヤに似ていると思いますか?
そうです、YA にとてもよく似ているんです。
アラビア文字のYAはこれです。
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点がないだけで、同じ読み方をするんじゃないんですか?
ただ、YAに点点を付け忘れただけじゃないんですか?と思いますよね。
でも、これは点点を付け忘れたわけではないんです。
YAでしたら、読む時の発音は「ヤー」なわけですけれども、この文字の発音は「ヤー」ではないんです。
アリフマクスーラの音はどんな音かといいますと、
アリフマクスーラの音は「ア」か「ア~」です。
アラビア文字の中で、同じ音をもつものは、アリフの文字になります。
アラビア文字のアブジャディーヤの一番最初に出てくる文字です。
いつも、頭の上にハムザを載せていたり、根元にハムザを置いていたりするあの、アリフです。
なぜ、形は全然にていないのに、まぎらわしく、「アリフマクスーラ」という名前になったのか?
アリフマクスーラという文字の形の名まえの由来
アリフというのは文字の名前です。
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そして、マクスーラというのは、壊れているとか、変形しているという意味になります。
なので、アリフの形が変わってしまったものという意味になります。
そうすると、なるほど、アリフの音は「ア」で アリフマクスーラの音も「ア」だけど、形だけ変わってしまったのね。
ということがやっとわかるわけです。
アリフマクスーラの使いどころ
アリフマクスーラの説明をしなくては、と思ったのはアラビア語オンラインの初級文法講座のなかで、ちょうどでてきたからです。
どこどこへ という例文の中で、このアリフマクスーラがでてきます。
アラビア語でどこどこへという表現は前置詞の「イラー」をつかいます。
このように書きます。
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ヤーのような形をしているけど、点々がありません。
解説のビデオをとりながら、、一瞬動きがとまってしまいました。
「文字の講座のなかで、はまだこのアリフマクスーラを使っていなかった、ここで説明をしたい。。。」
ということで改めてアリフマクスーラについて解説をと思ったわけです。
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